毛皮の変色はよく相談されるトラブルに1つです。
ラビットは比較的色が染まりやすい素材ですので、色が変化しやすい性質があります。
毛皮の場合黄ばみや変色したものを、繊維のように漂白や脱色が難しい為、染色して色を補正して黄ばみを目立たなくさせる手法を取っています。

均一でない柄のある毛皮の場合の方がこの方法は違和感なく仕上がります。
範囲や日焼けの度合い、毛皮の種類によっては全体を染め直しすることもできます。
染色方法は毛皮の種類によっても変わりますので、依頼を申し込む際には必ず毛皮の種類を書き込んでください。
毛皮製品も汗や皮脂の汚れで酸化黄変しますので、シーズンオフには一般的なクリーニングだけではなく、汗を水溶性の汚れをきちんと落とすメンテナンスが必要になります。

毛並みもかなりボサボサになっていましたので、元の状態に整えてあります。