クリーニンングトラブル相談ランキング1位:バッグの汚れ
クリーニンングトラブル相談ランキング2位:革製品の染み(シミ、しみ)
クリーニンングトラブル相談ランキング3位:財布の汚れ
クリーニンングトラブル相談ランキング4位:日焼け、色焼け
クリーニンングトラブル相談ランキング5位:衿・脇の黄ばみ
修復No.200654 革バッグの染み抜きによる色移りのトラブル
シミ抜き前の画像
解体後裏生地をめくった状態
シミ抜き後再縫製後の画像
施術完了時の全体画像
和歌山県からのご依頼品
レザーバッグ
色柄:黒 裏生地青と白のボーダー柄
バッグの外側ではなく内側なのですが、シミが付いてしまったので、自分で市販の洗剤を使用して染み抜きをしてみたところ、ボーダーの柄の濡らした部分から紺色の色が出てきました。
購入してまだ1年も経過していないので大変ショックです。
今後も長く使用していきたいと思っております。
ネットで染み抜き専門のお店にも断られていますので、諦めていましたが、御社の噂を聞いて相談してみました。
宜しくお願い致します。
解体縫製費用 15,750円
染み抜き費用 15,750円
噂通りのお仕事で大変満足しています。
ご教授頂いたように、今後は自分で処理をしようとするのは辞めます。
また、何かあったときは一番に相談しますので、その時は宜しくお願いします。
お客様は裏生地のボーダー柄から色が流れ出たと思われていたようですが、実際には革からの色移りになります。
このようなケースは大変多く、革と布生地が使用されている製品には起こりやすいトラブルの1つです。
革が濡れた事で布生地側に色が染み出したというトラブルの場合、バッグの解体作業が必要になります。
部分的に解体して布生地1枚の状態でシミ抜きができれば問題ないです。
このように、シミ自体を落とす事は問題なくてもバッグを解体して、布生地1枚の状態にしなければ作業できないケースがあります。