クリーニンングトラブル相談ランキング1位:バッグの汚れ
クリーニンングトラブル相談ランキング2位:革製品の染み(シミ、しみ)
クリーニンングトラブル相談ランキング3位:財布の汚れ
クリーニンングトラブル相談ランキング4位:日焼け、色焼け
クリーニンングトラブル相談ランキング5位:衿・脇の黄ばみ
修復No.0 ボッテガレザーバッグ ボールペンの染み抜き
レザーバッグボールペンのシミ全体
レザーバッグボールペン処理前1
レザーバッグボールペン処理前2
レザーバッグボールペン処理後1
レザーバッグボールペン処理後2
神奈川県からのご依頼品
ボッテガレザーバッグ
色柄:ブラック
内ポケットにボールペンのインクジミがありますが取れますか?
他店にも相談しておりまして、セカンドオピニオンとして御社の判断をお聞かせください。
特殊染み抜き 5,000円〜範囲と個所数で変わります。
色々なお店に相談したのですが、良い返事がもらえず諦めかけていたというのが正直な所で、こんなにはっきりと「落とせますよ」と言われたのは御社だけでした。しかも他店ではクリーニングで1万円払って「ボールペンのシミは落ちないかもしれない」と言われたので、ボールペンのシミだけ取ってもらえる御社に依頼して逆に安くつきました。
ボッテガレザーバッグの内側ポケット内部にボールペンのシミという事ですが、内ポケットにボールペンの相談はとても多いです。
ボールペンのシミはボールペンを溶かして抜き取るという作業ができれば問題ありません。
「溶かす溶液を使っても素材上問題ないか」と「溶かしたインクを溶液と一緒に抜き取る環境を作れるか」の2点が染み抜きのポイントになります。
今回のような布生地についたボールペンの場合は、ポケット内部を外側に引っ張り出せるようなデザインであれば、縫製を解いたりパーツ分離しないでもある程度処理はできます。
特に布についたボールペンの場合「自分でなんとかできるんじゃないか」という事で自家処理をされる方も多いですが、ボールペンの場合生地表面で固まっているインクを溶かして広げてしまうと、逆に生地にしっかり染めてしまうので、中途半端な処理はかえって逆効果になります。
他店に相談されてあまり自信がなさそうな場合はご依頼はやめておいた方が無難です。
「溶かす溶液を使っても素材上問題ないか」と「溶かしたインクを溶液と一緒に抜き取る環境を作れるか」の2点がクリアできる状態で未処理のボールペンは必ず落とせますのでご安心ください。